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よこみちよーこ

yokimochi.exblog.jp

分かりにくい空観

たくさんの文字=呪文、願い、宗教のイメージが自分のなかで根強く、


・メッセージがたくさんありすぎるとそのメッセージたちはノイズになる
・ことばや音をくりかえすとだんだんと意味とは別のものに変わって行く感覚がある
・密教や仏教が最終的に目指すのは空観。
たとえば両界曼荼羅は空間恐怖ともいえるほどにびっしり描ききつくされているが、それゆえにどこか 空 を感じる部分がある
・宗教音楽等にみる密集音塊
・経を唱える ・打ち消し合う音 ・音が重なり合って聞こえなくなる状態 ・音が集まった時の状態

たくさんの様子はうるさくて静か、たくさんの要素が無の状態に向かっていく様子(またはトランス状態)


6月はじめあたりの考えに戻るような感じですが、
「無、空」に向かっていく→いまいちイメージのしにくい状態
状態やアンチシンプル的な複雑に重なり合うノイズのような表現の魅力をタイポグラフィで表現するのが
現時点でイメージするところです。

元にする呪文や音楽を見つけて、

それを日本語の文字(ひらがな、カタカナ、漢字 、+アルファベット)を使って
上手く音と造形のクリアな印象とノイジ―な印象を、、、と




★黛敏郎「涅槃交響曲」とヘルムートシュミット
http://recreation-books.com/?pid=61747641
http://page-spread.com/typographic-reflections-7/
呪文を唱える男性の声が重なった グワ~~~~ンとした響きが頭の中でなるような表現。

輪唱や合唱でも一つの旋律に他のものが入ってきて、重なり、抜けていく、人数が増える、減る、、
で、楽譜以外でもタイポグラフィらしいおもしろい表現が何かあるのか

高音低音でハーモニーを奏でてる状態→イメージしやすいのは色の重なり?

経を唱えるときの独特な高低
by yoko_o1 | 2013-09-24 18:15 | 卒業研究
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